生活権確保・吉田内閣打倒国民大会[社]1946.12.17
生活権確保・吉田内閣打倒国民大会[社]1946.12.17
全国労組懇談会・社会党組合委員会・日農提唱によるもので,皇居前広場に50万人が結集した.産別・総同盟・日労会議・国鉄・全逓・全官公労協・都労連・市民団体・水平社・日農・引揚者団体および全日本造船など各独立組合からも参加し,幅広い層を結集した集会となった.大会では,吉田内閣の即時退陣を要求する決議,各野党の奮闘を要請する決議が採択され,つづいてデモ行進に移った.この国民大会は,産別10月闘争の高揚のあとをうけ,さらに1947年2・1ゼネストへいたる官公労働者を中心とする決起の間にあって,その結節点に位置する大会であった.〔参〕大河内一男・松尾洋《日本労働組合物語》戦後Ⅰ,1969.⇒1947[労]1.31.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。