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生産管理・労働者思想動向調査[文]1946.9.-

生産管理・労働者思想動向調査[文]1946.9.-

   敗戦直後の1945年12月から’46年9月にかけておこなわれた調査.主体は日本産業労働調査局であるが,東大学生社研・早大学生社研も協力した.対象は,日本電気,池貝自動車,石井鉄工,省電三鷹車庫など19工場1375人に及んだ.暫定的結論として生計費に関しては〈賃金は労働力の再生産はおろか家族の生存すら保障し得ない〉とし,政治的事項について〈中立〉が少なくないが,それは戦後の政治過程の激動のなかで,急速に〈天皇制反対〉〈共産党支持〉へと流動しつつあると結んだ.〔参〕東京大学社会科学研究所《調査報告・13集》1971.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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