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幣原内閣打倒人民大会[社]1946.4.7

幣原内閣打倒人民大会[社]1946.4.7

   戦後第1回の総選挙がおこなわれる直前,民主諸団体主催・民主人民連盟後援の〈人民大会〉が〈民主憲法は人民の手で〉のスローガンのもとに開かれた.7万人が結集,5万人がデモに移ったとされている.スローガンの中には〈人民政府〉が含まれ,大会決議文には〈民主革命〉がうたわれた.民主人民連盟の活動の最高頂であった.〈人民大会〉を組織した民主人民戦線の下からの動きは,幣原内閣打倒共同委員会(四党共同委員会)の上からの動きと合体,4月28日に〈国民集会〉を設定した.打倒目標とされた幣原内閣は,4月22日,総辞職を表明.帝国憲法体制下,民衆運動の圧力による3度目の政府倒壊となった.〔参〕日本経済新聞1946.4.8.歴史学研究会編《戦後日本史・Ⅰ》1961.⇒1946[政]4.19.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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