電産協（日本電気産業労働組合協議会）［労］１９４６．４．７

   日本発送電，九配電会社労組で結成されていた企業別組合の協議体組織．産別会議加盟．産別１０月闘争のなかで，停電スト，送電停止戦術によって，電気事業の一元化，生活費を基礎とする最低賃金制の確立，退職金規程の改訂を実現した．ことに，生活費を基礎とする電産型賃金体系は，戦後初期の賃金闘争における有力な手本となった．〔参〕《資料労働運動史・昭和２０～２１年》．⇒１９４６［労］１０．７．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。