高萩炭鉱生産管理闘争[労]1946.4.6
高萩炭鉱生産管理闘争[労]1946.4.6
6つの炭坑から成る高萩炭鉱では3月1日,高萩炭鉱労働組合連合会が結成され,経営参加などを要求中のところ,会社が加配米・毛布などを隠匿していたことが判明した.組合側が倉庫品の検査を行ったところ,会社が一部の検査を拒否したため,労連は首脳の退陣・賃金3倍引上げなどを要求して生産管理闘争に入った.労連は炭代の支払いを受けられるかどうかが生管成否の鍵になったが,日本石炭従組の共闘で問題は解決し,首脳退陣のほかはほとんどの要求を獲得した.〔参〕《日本労働年鑑》22集.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。