憲法改正草案要綱[政]1946.3.2
憲法改正草案要綱[政]1946.3.2
占領軍総司令部から送付された英文憲法草案を,3月5日と6日の閣議で検討した結果,その原則を受け入れることとなった.政府草案の要綱が,勅語,内閣総理大臣談話とともに発表された.草案要綱は帝国憲法改正案として,1946年5月16日召集の第90帝国議会に提出され,審議の結果,修正を受けて可決された.総司令部案は,当時の日本政府の試案を拒否するために指示されたものであった.〔参〕憲法調査会事務局《憲法制定の経過に関する小委員会報告書》1961.⇒1947[政]5.3.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。