緊急就業対策要綱[経]1946.2.15
緊急就業対策要綱[経]1946.2.15
第2次大戦後,軍需生産の停止,海外からの帰国,軍隊の解体などにより1300万人にのぼる失業者の発生が予想され,日本政府は占領軍の指示に基づき,失業問題への対策を検討していた.その結果,閣議決定された基本対策の内容は,土木建築事業の施行による失業者の吸収,帰農奨励,石炭産業への吸引であり,これにより公共事業が実施された.〔参〕労働省編《労働行政史・戦後の労働行政》1969.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。