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社会主義政治経済研究所[文]1946.1.25

社会主義政治経済研究所[文]1946.1.25

   鈴木茂三郎が中心となり,日本社会党に対して理論と政策を与え,社会主義政党たらしめると同時に,理論と政策を実践する指導者の養成を目的に設立された.山川均などを顧問に,稲村順三・伊藤好道・布施祹一らが運営の中心を担った.研究所は,経済政策委員会など7つの委員会を設けて研究をすすめ,1946年5月〈日本インフレーションの基本対策〉,同6月〈憲法制定に関する提案〉などをまとめ,機関誌《社会主義》,運動機関紙《政治経済通信》を通じて政策提言をつづけた.研究所は1949年3月に事実上解消したが,日本社会党左派の揺藍期に,理論的拠点としての役割を果たした.〔参〕鈴木徹三《片山内閣と鈴木茂三郎》1990.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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