米,鉄鋼スト[国]1946.1.21
米,鉄鋼スト[国]1946.1.21
全米鉄鋼労組の賃上げ要求に対して,使用者側は製品値上げを賃上げの条件とすることを主張した.しかし戦後のインフレを抑制しようとする政府価格管理局はこの値上げを否定した.価格と賃金の矛盾から大統領の妥結案が双方に受け入れられないうちに,1月21日深夜から鉄鋼加工業を含め75万人の労働者がストに入った.2月15日に価格と賃金の両方を引き上げることによって解決した.〔参〕アメリカ労働省《アメリカの鉄鋼争議と団体交渉》1963.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。