城南労協(城南労働組合協議会)[労]1946.1.6
城南労協(城南労働組合協議会)[労]1946.1.6
神奈川県工場代表者会議の発足をうけて,日本共産党労働組合部の伊藤憲一や石村海三らのオルグ活動により結成された.石井鉄工所・沖電気・日本電気・電業舎・日本起重機など10組合の代表者で構成されていた.その後城南労協は,伊藤を議長に労働保護法の制定・御用組合の排撃・政党支持の自由などのスローガンを掲げて労働組合の結成促進と地域における共同闘争を展開し,その間組織の拡大に努め,また1月13日関東工場代表者会議の設立を提唱して同20日にはその準備会を発足させた.1月27日関東労協が結成されるや,城南労協はその中心となり,伊藤は自ら議長に就いた.〔参〕伊藤憲一《南葛から南部へ》1974.⇒1946[労]1.27.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。