神奈川工場代表者会議[労]1945.12.25
神奈川工場代表者会議[労]1945.12.25
工場代表者会議(工代会議)とは労働組合の代表だけでなく組合未結成工場の活動家などの参加もえて開かれる会議で,戦前の経験が生かされていた.神奈川工代会議は春日正一などの指導で鶴見造船所労組などのよびかけにより,1945年12月25日に第1回が21工場代表70余人で開かれ,共同闘争の展開などが討議,決定された.つづいて’46年1月15日には第2回会議が32工場代表50人で行われている.同様の試みは伊藤憲一らによる東京南部の東京城南労働組合協議会の結成や東京東部・北部などでもなされており,関東労協結成へと連なっていく.〔参〕金子健太〈産別会議の初期の活動〉(《労働運動史研究》53号,1970).⇒1946[労]1.27.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。