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東芝第1次争議[労]1945.12.14

東芝第1次争議[労]1945.12.14

   東芝堀川町工場従業員組合の要求提出に始まる争議は,27日に電子研究所・柳町工場等の組合が加わって川崎地域の東芝争議となり,さらに翌1946年1月12日の生産管理突入後,鶴見工場・府中工場などの組合が合流することで京浜地域の東芝争議へと発展した.要求は,団結権・団交権承認,賃金5倍化,経営協議会設置等であり,1月29日に会社側はこれらをすべて受け入れた.この争議は工場ごとの組合が連携してたたかう〈共同闘争〉の端緒として知られ,また,その最中に堀川町工場で開かれた第2回神奈川工代会議が関東労協への改組を決定するなど,組合の共同=連合化への足掛かりとなった.〔参〕三宅明正〈第一次東芝争議(1945・46年)〉(《社会政策学会年報》28集,1984).⇒1949[労]2.15,1949[労]7.26.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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