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ポツダム宣言受諾[政]1945.8.14

ポツダム宣言受諾[政]1945.8.14

   米・英・ソの3巨頭会談で採択されたポツダム宣言は,7月26日,英米中3国(ソ連は対日宣戦の8月8日参加)の名で発表され,日本の即時無条件降伏を要求したが,日本政府と軍部は黙殺した.ソ連の対日参戦の下で開かれた8月9~10日の御前会議で,原爆による国民の被害にも大きな関心を示さなかった支配層も,宣言受諾の意向を固めていった.元老・重臣・政府にとっては天皇制=国体護持のみに関心があった.8月11日米国務長官バーンズの回答文がよせられ,天皇と天皇制存続の可能性が示され,14日御前会議席上の天皇の決断によってポツダム宣言受諾が決定した.〔参〕藤原彰《太平洋戦争史論》1982.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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