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戦時教育令[政]1945.5.22

戦時教育令[政]1945.5.22

   1945年3月18日〈決戦教育措置要綱〉により国民学校初等科を除き4月1日より1年間の授業停止を決定,学徒を〈国民防衛の一翼〉<真摯生産ノ中核〉と規定した.これをうけて戦時教育令が公布され,学校報国隊を改組して学徒隊を組織し,食糧増産・軍需生産・防空防衛・重要研究など決戦に緊要な業務に挺身させることとなった.また,在学中軍人となり動員中死亡または傷を負った者を学校卒業と認めることなども規定された.こうして動員された学徒は敗戦時には約340万人にのぼり,動員による死者1万966人,傷病者9798人を出した.〔参〕国立教育研究所編《日本近代教育百年史》5巻,1974.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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