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空襲被害[文]1945.3.9

空襲被害[文]1945.3.9

   米軍はマリアナ基地完成後の44年11月24日からB29による本格的な空襲を開始した.当初は東京・名古屋等の航空機工場への高高度爆撃が中心であったが,3月9~10日の東京大空襲では夜間に市街地に対して低高度から焼夷弾じゅうたん爆撃を行うという新戦法を本格的に採用した.被害は死者約10万人,焼失家屋27万戸にも及んだ.以後6月までに名古屋・大阪・神戸等の大都市が爆撃され,6月中旬以降は全国の中小都市が空襲にさらされた.敗戦までの原爆被害を除いた本土の空襲被害は,少なくとも死者約29万人,家屋全壊焼221万戸,罹災者920万人といわれる.〔参〕東京空襲を記録する会編《東京大空襲・戦災史1~5》1973~75.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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