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伊,CGIL(イタリア労働総同盟)[国]1944.6.3

伊,CGIL(イタリア労働総同盟)[国]1944.6.3

   ファシズム体制下の弾圧と抵抗の経験をふまえて,共産党系・社会党系・キリスト教民主党系の労働組合の統一組織としてローマ協定に基づき結成された.1947年6月に第1回統一全国大会が開かれ規約が採択されたが,その後キリスト教民主党系(LCGIL-CISL)と社会党右派・共和派系(FIL-UIL)が分離し,’50年代にはこの3組織間に激しい抗争が繰り広げられた.しかし,’60年代後半から3大組合の間で統一闘争が組まれるようになり,’72年には組織統一のための合同評議会〈CGIL-CISL-UIL連合〉が結成され,統一行動への歩みが促進された.’85年現在の組合員数はCGIL約450万人,CISL約300万人,UIL約130万人である.〔参〕戸塚秀夫・徳永重良編《現代労働問題》1977.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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