創価教育学会幹部検挙[文]1943.7.6
創価教育学会幹部検挙[文]1943.7.6
太平洋戦争下の宗教弾圧事件.宗教団体法により日蓮宗への合同を勧告されていた日蓮正宗では創価教育学会が強硬に反対,政府が各宗教に伊勢神宮の大麻(神礼)を祭ることを強制した時も同会は拒否した.そのため同年7月6日治安維持法違反,神社に対する不敬罪で幹部の牧口常三郎・戸田城聖ら21人が検挙され,学会は壊滅,非転向を貫いた会長の牧口は’44年11月獄死した.〔参〕村上重良〈治安維持法による宗教弾圧〉(季刊現代史7号)1976.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。