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大日本婦人会[社]1942.2.2

大日本婦人会[社]1942.2.2

   太平洋戦争下で全国的組織をもった唯一の婦人団体.軍部系統の大日本国防婦人会,内務省系統の愛国婦人会,文部省系統の大日本聯合婦人会の3団体の解散・統合の結果として,中央本部が設立された.地方支部の結成には旧団体間の対立が強く,結成は当初予定より大幅に遅れた.大日本婦人会は必勝国民貯蓄など多くの国策協力運動を行い,1943年からは勤労報国隊活動に力を注いだ.職員には退役軍人や古手官吏・教員の男性が多く,この点への会員の不満は大きかった.’42年6月大政翼賛会の統制下に入り,’45年6月国民義勇隊への改組のため解散した.〔参〕由井正臣ほか編《資料日本現代史13》1985.千野陽一《近代日本婦人教育史》1979.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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