企画院事件[政]1941.4.8
企画院事件[政]1941.4.8
企画院の和田博雄・勝間田清一・佐多忠隆・稲葉秀三ら調査官・職員グループ17人が治安維持法違反容疑で検挙された事件.1940年第2次近衛内閣に提出された経済新体制確立要綱に関する企画院案に対し,財界,小林一三商相,平沼騏一郎らは〈赤化〉思想の産物として非難.この結果,原案は骨ぬきにされ,さらに平沼内相の方針により和田らが検挙された.〔参〕大竹啓介《幻の花(上)-和田博雄の生涯》1981.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。