国鉄現業委廃止・奉公会結成[経]1941.4.1
国鉄現業委廃止・奉公会結成[経]1941.4.1
1920年に労働運動対策として組織された国鉄現業委員会(’33年,現業協議会結成)は,その後国鉄労使関係のなかで大きな役割を果たしてきた.しかし,産報運動の進展とともに懇談機関であった現業委の改組が不可避となり,この日鉄道省は〈伝統的美風の振起〉〈職員奉公の精神高揚〉を目的とする鉄道奉公会の結成方針を発表し,5月10日に結成した.これに伴い現業委は廃止された.〔参〕《国鉄労働組合20年史》1967.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。