労働者年金保険法[経]1941.3.11
労働者年金保険法[経]1941.3.11
現行の厚生年金保険法の前身をなすもので,受給資格が拠出20年以上,拠出額が1000分の64(1944年改正では1000分の110)という制度として発足した.老人問題対策としての機能はもたず,戦費調達目的の特異な社会保険立法.公的年金の名による大衆収奪政策であった.〔参〕《厚生年金保険10年史》1953.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。