改正治安維持法[政]1941.3.10
改正治安維持法[政]1941.3.10
罰則の強化,準備結社罪の新設,〈類似宗教〉の規制,検察官優位の原則の樹立,〈予防拘禁〉制度の設置など事前規制・予防規制の性格を一段と強めた.そこでは,宗教人・無党派知識人・民族主義者,自由主義者への適用が追認された.5月予防拘禁所の開設後,12月9日対象者を全国一斉に検挙した.’45年10月4日廃止.〔参〕奥平康弘《治安維持法小史》1977.⇒1925[政]4.22,1928[政]6.12,1945[政]10.15.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。