労働組合の組織率急落[労]1940
労働組合の組織率急落[労]1940
厚相の労組解散要望後,多くの労働組合が解散に追い込まれた.最後まで組織維持のため,当局に働きかけていた総同盟が,7月8日解散を決定したのをはじめ,愛労懇・海員組合・東交など主要組合はすべて解散した.その結果,前年の517組合,37万人が’40年には49組合9千人に減少し,組織率も4.9%から0.12%へ激減した.〔参〕《社会運動の状況》1940.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。