大日本農民組合解散[社]1940.8.15
大日本農民組合解散[社]1940.8.15
1940年6月以降近衛新体制運動が活発化するなかで,政党・労働組合の解散が相次いだ.農民運動関係でも8月15日の大日本農民組合をはじめ,7月16日,日本農民組合総同盟,9月23日,日本農民聯盟,’41年3月9日,日本農民組合山梨県聯と解散が相次ぎ,農民組合は消滅した.大日本農民組合の解散声明には〈一切の農業諸団体は過去の分立状態を脱して渾然一体となり農村新体制下の一元的組織に糾合せられねばならぬ〉とあった.〔参〕青木恵一郎《日本農民運動史》4巻,1959.⇒1938[社]2.6.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。