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青年学校義務化[文]1939.4.26

青年学校義務化[文]1939.4.26

   1938年1月,閣議は国家総動員の一環として男子青年学校義務制を決定し,この日実施に移された.これにより高等科に進まない者は即座に青年学校普通科(2年)へ,高等科卒業者は5年制の本科に入ることが強制され,軍人となるまでの期間,軍事教練を軸とする徹底した軍国主義教育を受けることになった.また,3月公布の工場事業場技能者養成令と相まって企業内に私立青年学校を設置することが勧奨され,多くの軍需工場に普及した.なお,’41年1月の大日本青少年団発足により,各青年学校は校長を団長とし生徒を団員とする単位団となった.〔参〕鷹野良宏〈軍国主義国民教育の強化と青年学校〉(季刊現代史・5,1974).⇒1926[文]4.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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