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農業報国聯盟[社]1938.11.2

農業報国聯盟[社]1938.11.2

   日中戦争後,政府の農業政策へ協力するため,帝国農会・産業組合中央会・帝国水産会・全国山林会聯合会など8団体により結成された.会長には有馬頼寧農相,理事は加盟団体代表,幹事長に小平権一農林次官兼経済更生部長が当たった.綱領に〈国家総動員体制の整備を図り各般の戦時農山漁村対策の実行確保を期す〉とあり,町村及び部落に農業報国運動実行組織を結成し活動した.その後1944年5月農業報国会に改組された.〔参〕由井正臣ほか編《資料日本現代史・13》1985.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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