法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   全総罷業絶滅宣言[労]1937.10.17

全総罷業絶滅宣言[労]1937.10.17

全総罷業絶滅宣言[労]1937.10.17

   軍事インフレによる生活逼迫のため,1936年から’37年前半にかけて賃上げ争議が多発し,全総も賃上げ要求運動に積極的に関与していた.しかし,日中戦争の勃発後は全総も方針の転換を余儀なくされた.そして,10月の大会では,〈我等は今次事変中の労資紛争を挙げて平和と道義の手段に訴へて解決し,進んで全産業に亘り同盟罷業の絶滅を期す〉というスト絶滅方針が採択された.戦争協力により組織の維持を図ったものである.〔参〕《総同盟50年史》2巻,1966.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ