中国,抗日民族統一戦線[国]1937.9.22
中国,抗日民族統一戦線[国]1937.9.22
中国が総力をあげ抗日戦を遂行するため,1924年1月の第1次国共合作につづき再度成立した国民党と共産党の共同闘争態勢.第2次国共合作ともいう.国民政府による国家主権と軍隊統帥権掌握を前提に,中国共産党指導下の辺区政府と新4軍・八路軍にも大幅な自主裁量権を認めた.国民政府自体が確立した対日戦略の内容と,共産党の採用した新戦略の内容(反蒋抗日→連蒋抗日)とが合致し,民衆の〈一致抗日〉要求を背景として,正式には抗日戦勃発後の’37年9月末に成立した.〔参〕石島紀之《中国抗日戦争史》1984.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。