法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   愛知時計争議[労]1937.7.8

愛知時計争議[労]1937.7.8

愛知時計争議[労]1937.7.8

   海軍指定の軍需工場愛知時計電機会社では,4月に日本主義の中部労働聯盟の影響下で賃上げ・労資懇談会設置の運動が進んだ.これに対し会社側は,7月7日に中部労働聯盟傘下の労技会と合法左翼全評系の審議会の活動家計24人を解雇した.労技会と審議会は共同で争議団を結成し,8日から解雇撤回・労資懇談会規則改正・賞与金制確立などを掲げてストに入ったが,両団体の足並みが乱れ,解雇撤回は実現できず15日に終息した.〔参〕萩原進〈戦時賃金統制の遺産(その8)〉(季刊フォーラム19号).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ