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ブルム首相の改革〈休止〉[国]1937.2.13

ブルム首相の改革〈休止〉[国]1937.2.13

   ブルム政権成立により開始された〈ブルムの実験〉は,1936年秋にはさまざまな困難に直面することになった.9月26日のフラン切り下げの後,フランス経済は一定程度景気回復のきざしを見せたが,それも長くは続かなかった.12月には資本流出が急増し,’37年初頭には物価上昇に伴う支出増のもとで財政危機は深刻化した.このため,2月13日,ブルム首相は資本の信頼回復を目的として人民戦線綱領の採用休止を表明するに至った.〔参〕廣田功《現代フランスの史的形成》1994.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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