全農再統一[社]1936.7.25
全農再統一[社]1936.7.25
1931年以来,全農内部の革命的反対派として行動してきた全国会議派は,うちつづく弾圧と転向のなかで,’33年,合法的本部確立の方針を決めて全農総本部への復帰の途を開いた.組織力低下の総本部の側でも全会派統一への胎動がみられ,以後全会派は’34年から大阪・奈良・京都・千葉・北海道・兵庫・埼玉などが全農総本部に復帰して再統一に至った.〔参〕青木恵一郎《日本農民運動史》4巻,1959.⇒1931[社]8.15,1938[社]2.6.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。