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スペイン内戦[国]1936.7.17

スペイン内戦[国]1936.7.17

   1936年2月に人民戦線政府が成立すると,これに反対する右翼勢力の再編と軍部によるクーデター計画が進行した.7月17日のモロッコにおける軍事蜂起を皮切りにフランコの反乱軍はスペイン全土で一斉に蜂起,共和国陣営と2年9ヵ月に及ぶ内戦に突入した.独・伊が反乱軍への軍事援助をいち早く行ったのに対し,共和国側は英・仏が〈不干渉〉政策をとったため苦戦を強いられ,ソ連の武器援助と国際義勇軍の参加を得て抵抗したが,著しく勢力を増した共産党と社会革命を唱えるアナーキストとの激しい対立等で内紛が絶えなかった.〔参〕斉藤孝《スペイン戦争》1966.⇒1939[国]4.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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