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総聯合,組合会議脱退[労]1935.9.29

総聯合,組合会議脱退[労]1935.9.29

   中間派の総聯合は,満州事変がはじまると戦争協力の立場をとり,国防献金運動を行って国家社会主義へ転向し,新日本国民同盟の支持団体となった.その後,日本産業労働倶楽部と共同行動をとる一方,労働組合会議にもとどまったが,東京聯合会1934年度大会と,翌年の高山久蔵の会長就任により,日本主義の立場を鮮明にし,組合会議を脱退した.11月臨時全国大会で新綱領を採択し,〈建国ノ本義ニ基キ和衷協同皇道日本ノ完成ヲ促〉すとして,労働組合主義と完全に訣別し,愛国運動を展開した.〔参〕《日本労働運動史料》8巻.1975.⇒1926[労]1.20,1932[労]12.8,1936[労]4.19.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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