米,ワグナー法[国]1935.7.5
米,ワグナー法[国]1935.7.5
ローズヴェルト大統領はニューディール政策の一環として団結権・団体交渉権の強化を打ち出したが,使用者側は会社組合などでこれに抵抗した.さらにニューディール政策の基礎であった産業復興法が違憲判決を受け,労働者の権利を保護する独自の立法が必要になったため,ワグナー上院議員が準備した法案に基づいて全国労働関係法(通称ワグナー法)を成立させた.これによって会社組合は否認され,組織化は急速に拡大した.〔参〕戸塚秀夫・徳永重良編《現代労働問題》1977.⇒1947[国]6.20.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。