全労・総同盟合同促進運動[労]1935.4.10
全労・総同盟合同促進運動[労]1935.4.10
大阪港南地区ではじまった労働組合統一運動.1935年4月10日,同地区の栗本鉄工所など総同盟の4組合,大阪製鉄・戸畑鋳物・大阪鉄工所など全労の11組合代表が上部機関に無断で会合,合同促進協議会を結成(4680人),総同盟の分裂で生じた両組合の再合同を要求した.論壇では反ファシズム論が提起されていたころで労働戦線の統一拡大が要望されていたため,これを契機に合同運動がはじまった.〔参〕神田文人《日本の統一戦線運動》1979.⇒1936[労]1.15.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。