映画館争議[労]1934.3.下
映画館争議[労]1934.3.下
1932年反トーキー争議,’33年松竹少女歌劇団争議に続き,東京の日活直営館・日興系映画館21館が馘首反対闘争を展開した.さらに8月下旬頃,馘首準備の新協定の強制,楽士13人の馘首に反対した各館従業員は,24ヵ条の待遇改善要求書を提出し,日本映画従業員組合の指導下にストに突入,日活系以外の各館にも波及し,15団体が応援委員会を組織した.10月初旬日活・日興とも要求をほぼ貫徹した.〔参〕渡辺惣蔵《わが道わがたたかい》1972.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。