仏,反ファシズム24時間ゼネスト[国]1934.2.12
仏,反ファシズム24時間ゼネスト[国]1934.2.12
1934年2月6日,極右諸団体(リーグ)による騒擾事件が発生,この事件によりダラディエ首相は辞任した.CGTは,この事件に対抗する意志を表明するため,2月12日に24時間のゼネストを行うと同時に,パリと地方でデモ行進を行い,CGTUもゼネストに突入した.このため,パリ地区だけでも100万人の労働者がストに参加したといわれ,パリの経済生活は事実上停止するなど,ゼネストは成功を収めた.〔参〕海原峻《フランス人民戦線》1967。⇒1935[国]7.14.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。