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ナルプ解体[社]1934.2.12

ナルプ解体[社]1934.2.12

   ナルプはナップ改組によって再結成された日本プロレタリア作家同盟の略称(NALP)である.当初は《戦旗》をナップ加盟団体とともに共同の機関誌としたが,のちには《プロレタリア文学》《文学新聞》(月2回刊)を発行した.小林多喜二の虐殺に示される弾圧の強化と,組織運動重視の方針とから有力な作家の脱退が相次ぎ,2月12日声明を出して解散した.以後,小グループの分散した形での運動の時代に入った.〔参〕司法省調査部編《プロレタリア文化運動に就ての研究》1940.⇒1929[社]1.22,1933[文]2.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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