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財閥の方向転換[経]1934.1.23

財閥の方向転換[経]1934.1.23

   慢性不況下で財閥は独占的支配を強めたが,反面で,世論の反財閥感情を激化させた.その契機は1931年の三井銀行の〈ドル買い事件〉であった.翌年3月に三井合名理事長団琢磨が暗殺されたこともあって,三井は社会事業への寄付,同族の引退,三井系事業の株式公開,物産筆頭常務安川雄之助を解任するなど,方向転換を図り,三菱・住友などもこれに追随した.〔参〕高橋亀吉ほか《日本財閥論》1938.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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