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スパイ査問事件[社]1933.12.23

スパイ査問事件[社]1933.12.23

   1933年11月の野呂栄太郎の検挙をきっかけに,党中央委員大泉謙蔵がスパイであることが明らかとなり,同じくスパイ容疑のかかっていた小畑達夫とともに,12月23日,宮本顕治・袴田里見らによって査問会が行われた.小畑が査問中急死したため,当局はこれを〈赤色リンチ事件〉と発表して共産党を壊滅させるのに利用した.〔参)《宮本顕治公判記録》1976.平野謙《リンチ共産党事件の思い出》1976.⇒1935[社]3.4.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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