独,国会放火事件裁判[国]1933.9.21
独,国会放火事件裁判[国]1933.9.21
1933年2月27日夜,ベルリンの国会議事堂が放火され,その犯人として〈オランダの共産主義者〉ファン・デア・ルッベのほか,ブルガリア共産党のゲオルギ・ディミトロフらが逮捕された.ナチスは放火を共産党の仕業であると宣伝するため,9月~12月に5人の裁判を行った.しかし矛盾が次々と明らかにされ,11月4日の,ゲーリングに対するディミトロフの弾劾演説は世界の耳目を集めた.ルッベ以外は放免された.〔参〕G.ディミトロフ《国会議事堂放火裁判》1955.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。