ニューディール[国]1933.3.4
ニューディール[国]1933.3.4
1933年3月,政権についた民主党のローズヴェルト大統領が恐慌克服のためにとった政策体系.当初は,金融危機脱出の緊急対策的なものであったが,全国産業復興法(NIRA,’33年6月)で体系化をはかった.’35年7月の全国労働関係法は,労働者の団結権・団交権を保障し,労働組合保護を明確にした.また,同年8月の社会保障法の制定は,アメリカの福祉国家化の第一歩を意味した.〔参〕斎藤真・新川健二郎〈ニューディール政策の展開〉《岩波講座世界歴史・27》1971.⇒1935[国]7.5.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。