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小林多喜二虐殺[文]1933.2.20

小林多喜二虐殺[文]1933.2.20

   共産党の地下活動に従事中,逮捕され,築地署で特高刑事による激しい拷問を受けて死亡した.維新以降,思想家あるいは文学者で国家権力によって殺された者には,幸徳秋水・平沢計七・大杉栄・伊藤野枝らがいるが,小林もその1人である.彼の名は海外にも広く知られ,その虐殺に対してはロマン・ローランや魯迅など,諸外国でも抗議の波が起きた.〔参〕手塚英孝《小林多喜二》1958.松本清張《昭和史発掘5》1967.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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