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警視庁特高警察部[政]1932.6.29

警視庁特高警察部[政]1932.6.29

   満州事変後の国家主義運動の台頭を口実に特高警察はいっそう拡充された.警視庁では,井上準之助の暗殺にみられるような右翼取締りの弱体を補強する名目で特高課が特高部に昇格した.それに伴い特高・労働両係がいずれも課に昇格,人員も2倍近くふくらんだ.〔参〕荻野富士夫《特高警察体制史》1984.⇒1911[政]8.21.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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