法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   北中皮革争議[労]1931.10.28

北中皮革争議[労]1931.10.28

北中皮革争議[労]1931.10.28

   兵庫県飾磨郡花田村の北中皮革会社では,1931年の秋から就業規則改定などの合理化計画を企て,これに反対する労働者側は全労播州化学産業労働組合の指導のもとで北中分会を結成し,10月28日からストライキに入った.労働者の大部分は同村及び隣村の未解放部落民である.争議はひとまず労働側の勝利に終わったが,12月に会社側は妥結条件を一方的に廃棄,再び争議が始まり,水平社大阪府連が労働側を応援し,村民ぐるみの大闘争に発展した.しかし,武装警官との衝突事件などを経て,争議は,’32年1月24日,労働側の敗北で終結した.〔参〕新井磯次《北中皮革争議》1978.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ