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官吏減俸令反対運動[労]1931.5.19

官吏減俸令反対運動[労]1931.5.19

   浜口内閣は財政緊縮の一環として1930年1月から官吏の1割減俸を閣議決定したが,司法官をはじめ各省官吏の反対が強く撤回した.第2次若槻内閣は,大恐慌による歳入欠陥を補うため’31年6月から月俸50円以上の者の2割減俸を内定した.各省官吏・現業員の反対が強く,政府は条件を緩和して実施した.反対運動は府県市町村吏員・小学校教員にも拡がった.〔参〕内務省社会局《官吏減俸問題に関する調査》1931.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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