法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   労働組合法案[政]1931.1.17

労働組合法案[政]1931.1.17

労働組合法案[政]1931.1.17

   第59回帝国議会会期中の1931年2月に決定された.しかし,この法案は組織形態を産業別・職業別に限定したり,争議の民事免責規定を欠くなど,社会政策審議会の答申に沿ってつくられた社会局案(’29年12月)より著しく後退していた.全産聯はじめ経営者団体が社会局案に猛反対し,政府も大幅修正を余儀なくされた結果である.このような法案でも議会では審議未了に終わった.〔参〕矢野達雄《近代日本の労働法と国家》1993.⇒1929[政]7.19,1931[経]4.21.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ