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SPD〈許容政策〉[国]1930.10.-

SPD〈許容政策〉[国]1930.10.-

   ドイツ社会民主党は1930年9月14日の選挙まではブリューニング内閣の反労働者的政策を批判していたが,この選挙でナチ党が議席を急増させるとブリューニング内閣をナチス〈より小さな悪〉として擁護する政策をとった.この〈許容政策〉はヒルファディングの考えに基づくもので,彼は議会内の反議会主義に対しては理性的な勢力の連合が必要だとして,現内閣との提携を主張した.〔参〕E.マティアス《なぜヒトラーを阻止できなかったか》1984.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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