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三信鉄道争議[労]1930.7.29

三信鉄道争議[労]1930.7.29

   愛知県設楽郡内の三信鉄道(現在の飯田線)工事現場の朝鮮人労働者600人は,7月29日から不払い賃金の支給を要求しストに入った.争議団は全協等の応援を得て飯場に立てこもり,警察と対抗.8月18日には1300人の警官隊が争議団本部を襲い,314人を検束し27人を起訴した.8月25日県特高課長の〈調停〉で,未払い賃金の一部2万円の支払いで妥結した.この争議は在日朝鮮人労働運動はもとより,地元の日本人労働者の運動にも影響を及ぼした.〔参〕金賛汀《雨の慟哭》1979.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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