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世界恐慌[国]1929.10.24

世界恐慌[国]1929.10.24

   ニューヨーク株式市場の大暴落で始まった恐慌は,独占段階の典型的恐慌として,先行する農業恐慌と相まって,未曾有の世界的恐慌となった.財政均衡を重視する古典的な恐慌対策のため矛盾の解決が長引き,資本主義諸国ばかりでなく従属・植民地諸国でも大量の失業と賃金引き下げなどにより深刻な社会的危機をもたらした.こうした事態に対して,アメリカではニューディール,フランスでは人民戦線,ドイツと日本ではファシズムと,各国ごとに相違する政治体制が生みだされた.労働運動の側でも,有効な対応策をとりえなかった.〔参〕《岩波講座世界歴史・27》1971.⇒1930[経]3.-.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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